昨日、近々リリースされる iOS 10.3 および macOS Sierra 10.12.4 ソフトウェア アップデートの開発者向けプレビューがリリースされたのに続き、Apple は本日、Apple Beta Software Program に登録しているパブリック ベータ テスターに新しいベータ版を提供しました。
iOS 10.3 パブリックベータ版は、適切な構成プロファイルがインストールされた iOS デバイスのソフトウェア・アップデート機能を通じてインストールできます。macOS Sierra 10.12.4 パブリックベータ版は、Mac App Store の「アップデート」タブから Mac にダウンロードできます。
iOS 10.3 には 30 を超える新機能、機能強化、改良が含まれています。
「iPhoneを探す」アプリには、説明の必要がない「AirPodsを探す」機能が新たに追加され、「設定」アプリ内でいくつかの項目が移動され、「モーション検知を減らす」機能がウェブサイトで利用できるようになりました。また、Siriを使用して請求書の支払い、支払い状況の確認、今後の乗車の予約などができるようになりました。
これらの機能以外にも、iOS 10.3 には、新しい iCloud Analytics のオプトイン機能、マップ アプリの 1 時間ごとの予報、メールとシステム キーボードのいくつかの改善、その他の内部の改良が含まれています。
macOS シエラ 10.12.4
iOS の Night Shift モードが、macOS Sierra 10.12.4 で Mac に登場します。
Siriは、インド・プレミアリーグと国際クリケット評議会からクリケットのスコア、スケジュール、選手名簿を取得できるようになりました。また、上海語の音声入力サポートが追加され、テキストの音声変換も可能になりました。PDFKit APIは、フレームワークを使用するアプリなどでPDFの表示品質が向上するよう最適化されました。
Appleファイルシステムとアプリ内レビュープロンプト
iOS 10.3 および macOS Sierra 10.12.4 では、データの整合性とセキュリティを向上させる iOS、tvOS、macOS、watchOS 用の新しい Apple ファイル システムも導入されています。
最適化されたフラッシュストレージパフォーマンスなどの他の多くの機能とは別に、Apple File System は重複ファイル用に追加のスペースを必要としません。
開発者は、App StoreとMac App Storeで公開されている否定的なレビューに対し、すべてのユーザーが閲覧できる形で返信できるようになりました。iOS 10.3では、設定にシステム全体の切り替え機能が追加され、アプリ内でレビューや評価を求めるプロンプトを無効にできるようになりました。
iOS 10.3 または macOS Sierra のパブリックベータ版を試してみませんか?