Appleは本日、iOS 15.5の最初のベータ版を開発者向けに公開しました。iOS 16のリリースが迫る中、これはiOS 15全体にとっておそらく最後のメジャーアップデートの一つとなるでしょう。今回のアップデートでは大きな新機能は追加されていないようですが、Appleは 新ソフトウェアにいくつかの変更を加えるようです。
ベータ版を通じて、 9to5Macのスタッフは ソフトウェアを少し詳しく調査し、いくつかの発見をしました。具体的には、AppleがWalletアプリに行う予定の変更についてです。同誌によると、iOSの内部ファイルによると、AppleはiOS 15.5の一般公開に伴い、Walletアプリ内の「iTunes Pass」を「Apple Balance」にリブランドする予定とのことです。
iTunes Passは、Walletアプリに追加できるツールで、Apple IDにチャージした金額をすぐに確認できます。iTunes Passで利用可能な残高は、アプリ、ゲーム、音楽など、様々な商品の購入に利用できます。また、QRコードを使えばApple Storeで商品を購入することも可能です。
iTunes Pass の残高を確認するのは簡単です。カードを Wallet アプリに追加するか、App Store アプリからアカウントにアクセスします。
iOS 15.5の一般公開に伴い、AppleはiTunes PassをApple Balanceとして刷新し、Apple CashカードやApple Cardと同様にWalletアプリ内で利用できるようになります。これにより、残高の確認がさらに簡単になるだけでなく、Apple Storeでその残高を使って買い物をするのもさらに簡単になります。新しいApple BalanceカードはQRコードを廃止し、代わりにApple Payを利用する予定です。
全体的な計画の中では小さな変更ですが、iTunes Pass を頻繁に使用する人にとっては、おそらく歓迎すべき変更となるでしょう。