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iPhone 4S、中国本土への発売に一歩近づく

iPhone 4S、中国本土への発売に一歩近づく

 

Appleの最新スマートフォン、iPhone 4Sは、間違いなく今年最も売れた端末と言えるでしょう。発売初週末だけで400万台を売り上げただけでなく、1ヶ月経った今でも小売店の店頭から売れ行きが好調です。

実際、この端末はあまりにも人気があり、通信事業者は消費者の需要に追いつくのに苦労しています。Appleは十分な速さで生産できないのです。中国本土にはまだ届いていませんが、もうすぐ届きそうです…

中国のテクノロジー系メディア「Sina」は、iPhone 4Sが中国工業情報化部(MIIT)の承認を受けたと報じています。MIITは、インターネットと無線ネットワークの規制と発展を監督する中国の政府機関です。

これはかなり大きなニュースです。Appleの新型スマートフォンが中国本土での発売に近づいているからです。香港ではすでに販売されていますが、中国聯通(チャイナ・ユニコム)や中国移動(チャイナ・モバイル)といった大手通信事業者はまだこの端末を販売していません。

巷の噂では、中国移動とアップルはまだ契約を締結していないようですが、中国聯通はアップルの携帯電話の取り扱いに意欲を見せているとのことです。両社を合わせると10億人近い加入者を抱えており、言うまでもなく非常に重要な存在です。

アップルは第3四半期の業績が振るわなかったことを受け、投資家に対し、第4四半期の売上高は370億ドルを見込んでいると発表しました。iPhone 4Sを中国で販売開始できれば、確かにその目標達成に貢献するでしょうが、同時に、同端末の供給問題をさらに深刻化させることにもなります。

[MICガジェット]

Milawo
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