ウォール・ストリート・ジャーナル紙は月曜日、Apple Watchの初年度の売上を詳細に報じた記事の中で、第2世代Apple Watchに関するこれまで知られていなかった情報を明らかにした。同紙の情報筋によると、Apple Watch 2はセルラーネットワーク接続とより高速なプロセッサを搭載するという。
Apple Watchは、以前iPhoneで接続したWi-Fiネットワークに接続できるものの、Appleは、ウェアラブルデバイス自体では携帯電話ネットワークに接続できず、周囲に既知のWi-Fiネットワークがない場合にはネットワーク接続にiPhoneが必要になるため、その有用性が限られていることを認識していると報じられている。
アップルの広報担当者はコメントを控えた。
同誌の情報筋が信頼できるとすれば、Apple Watch 2はiPadのようにWi-FiのみのモデルとWi-Fi + Cellularモデルが発売される可能性がある。あるいは、Appleがそのような区別をせず、Apple Watch 2を1つのバージョンとして販売する可能性もある。
Apple が Apple Watch 2 に従来の Nano-SIM カードトレイを実装するのか、それとも同社が開発に協力した、物理的な SIM カードをまったく必要としない新しい組み込み型 eSIM 標準を使用するのか、興味があります。
以前の報道では、Apple Watchの刷新版には、手首でFaceTime通話を送受信するための2mmの小型前面カメラが搭載されるとされていました。次期モデルは、解像度は変わらず、同じ正方形のディスプレイを搭載するはずです。
報道によると、サムスンは、Advanced Semiconductor Engineeringなどの他の海外メーカーとともに、Apple Watch 2の部品注文を確保したとのこと。あるアナリストは、Apple Watch 2は最大40%薄型になり、今年の夏に開催されるAppleの年次開発者会議でデビューする可能性があると見ている。
アナリストらは、Apple Watch の初年度の売上と初代 iPhone の初年度の売上を比較し、2015 年 4 月 24 日の発売以来 1,200 万台を売り上げたと推定している。これは、Apple のウェアラブル デバイスが初年度に初代 iPhone の 600 万台の 2 倍を売り上げたことになる。
アップルは競争上の理由から、現在も今後もアップルウォッチの販売台数を公表しない予定であるため、こうした推測に基づく分析は鵜呑みにしないよう留意する必要がある。
画像: Apple Watch の内部。
出典:ウォール・ストリート・ジャーナル