Netatmoは昨日、AppleのHomeKitセキュアビデオ機能の公式サポートが、近日中に提供される予定の無料ファームウェアアップデートの形で、同社の200ドルのスマート屋内カメラの所有者に段階的に展開されると発表した。
スマート屋内カメラの新しいソフトウェアは、今後数日中に「段階的に利用可能」になる予定です。
HomeKitセキュアビデオは、サードパーティ製のセキュリティカメラの使用に伴う潜在的なプライバシーとセキュリティの問題を解決するために昨年導入されました。HomeKitセキュアビデオに対応したスマートアクセサリは、カメラの映像をサードパーティのクラウドにアップロードすることはありません。
代わりに、ビデオ分析はiPad、HomePod、またはApple TV上でローカルに実行されます。さらに、映像はエンドツーエンドで暗号化され、誰にも見られずにiCloudに安全に保存されます。
Netatmo は、自社のウェブサイトのブログ投稿で次のように書いている。
HomeKit セキュア ビデオのサポートにより、Netatmo スマート屋内カメラのユーザーは、付属の microSD カードにビデオを無料でローカルに保存したり、選択したストレージ プランで iCloud に保存したりできるようになります。
ユーザーは、動画を10日間自動的にiCloudストレージに保存できます。これはストレージ容量に影響しません。10日経過後も動画を保存したい場合は、iCloudに保存できますが、その場合もストレージ容量にカウントされます。
1 台の HomeKit セキュア ビデオ カメラには、有料の 200 GB の iCloud ストレージ レベルが必要です。
前述の通り、過去10日間の録画はiCloudに自動的に保存され、現在のストレージ容量にはカウントされません。最大5台のHomeKitセキュアビデオカメラをサポートするには、1TBのiCloudストレージプランが必要です。
Netatmo のスマート屋外カメラは、今年後半に HomeKit セキュア ビデオのサポートを受ける予定です。
Netatmo は数年前から、屋外カメラやライト、煙探知機、ラジエーターバルブ、サーモスタット、さまざまな屋内カメラなどのスマートホーム機器を含む、コネクテッドホーム向けの HomeKit 対応アクセサリを製造しています。