AppleがiOS 14.1とiPadOS 14.1をリリース

Appleは9月にiOS 14をリリースしました。その後すぐにiOS 14.2のベータテストを開始しましたが、今回iOS 14.1を一般公開しました。

iPhone 12とiPhone 12 Proは、iOS 14.1が最初からインストールされた状態で発売されると広く予想されていました。そして本日のリリースにより、Appleは新型iPhoneの発売時に、市場に出回っているiPhoneが最新バージョンのモバイルOSで動作するようにするため、その通りになる可能性が高いでしょう。しかし、今回のリリースは大量の新機能を追加するものではありません。むしろ、バグ修正と全体的なパフォーマンスの最適化を目的としています。

とはいえ、バグ修正を含め、ソフトウェアに新しい要素がないわけではありません。iOS 14.1とiPadOS 14.1では、対応デバイス（第2世代iPad Pro以降のモデル、11インチiPad Pro、第3世代iPad Air以降のモデルなど）で10ビットHDRビデオの再生がサポートされます。また、ウィジェットのバグ修正やメールアプリの不具合なども含まれています。

公式の変更ログは次のとおりです。

iPadOS 14.1 には、iPad の改善とバグ修正が含まれています。

iPad Pro 12.9インチ（第2世代）以降、iPad Pro 11インチ、iPad Pro 10.5インチ、iPad Air（第3世代）以降、iPad mini（第5世代）の写真アプリで、10ビットHDRビデオの再生と編集をサポート

ホーム画面で一部のウィジェット、フォルダ、アイコンが縮小されて表示される問題に対処しました

メール内の一部のメールが間違ったエイリアスから送信されていた問題を修正しました

一部のユーザーがアルバムやプレイリストを表示しているときに、曲をダウンロードしたりライブラリに追加したりできないことがある問題に対処しました。

再生開始時にストリーミングビデオの解像度が一時的に低下する問題を解決しました

一部のMDM管理クラウドサービスプロバイダが誤ってコンテンツを利用不可として表示する可能性があるファイルアプリの問題を修正しました。

iPadOS 14.1 と iOS 14.1 はどちらも無料でダウンロードおよびインストールできます。

アップデートするには、「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」を開き、画面の指示に従ってください。自動アップデートがオンになっている場合は、デバイスは自動的に最新のソフトウェアをダウンロードし、アップデートします。